成長期 男子

成長期の男の子の特徴と親として気をつけたいこと

子供の心と身体が発達していく中で、生殖能力を備えるようになる時期を成長期と呼びます。
まさに大人への第一歩を踏み出す時期と言えるのが成長期であり、思春期とも言われる時期です。
徐々に変化していく身体、不安定になりがちな心。
自分の気持ちをうまくコントロールできずに、親にぶつかり出すのが思春期です。
突然の反抗に親としても戸惑うこともあるかもしれませんが、思春期は子供の身体と心にとって必要不可欠な時期であり、誰もが通る道です。
親はありのままの子供の姿を受け入れて、見守ることが大切です。

 

男子の平均的な成長期は11歳半?と言われており、終わる時期については個人差がありますが18歳頃が一般的です。
実はこの成長期が男子の身長が最も伸びる時期なんです。
というのも、骨端線と呼ばれる軟骨のような組織のものが成長期にのみ現れ、成長ホルモンの指示でどんどん増殖し少しずつ硬化して骨組織へと変化していくのです。
こうして骨が伸びていくことで、身長がぐんぐん伸びるというわけです。
骨端線は先ほども言ったように成長期にのみしか存在せず、17歳前後で消滅してしまいます。
この後、身長が伸びることはほとんど無いと言って良いので、骨端線が現れる成長期が身長を伸ばす上でいかに重要な時期であるかということがわかります。

 

重要な時期だからこそ親として気をつけてあげたいことがあります。
子供の身長が伸びるかどうかは遺伝だから…と諦めていませんか?
まずは成長期に気をつけたいポイントを把握して、健やかな成長を促してあげましょう。

 

男子が健やかに成長するために抑えるべき大切な3大要素があります。
それは栄養・睡眠・運動です。

 

栄養素に関しては、これを食べておけば大丈夫!といったピンポイントな食材は存在しません。
バランスの良い食事を毎日することが最も大切なことです。
その中で、成長期に重要な栄養素としてタンパク質、カルシウム、マグネシウム、亜鉛が挙げられます。
この4つの栄養素は特に心がけて摂取するようにしましょう。

 

次に睡眠ですが、子供の発達に重要な成長ホルモンが分泌されるのは深い睡眠をとっている時なのです。
体の成長や疲労回復に必要な成長ホルモンは、眠りについてから2時間ほどすると大量に分泌される仕組みになっています。
規則正しい生活をせず、睡眠時間が短くなったり眠りが浅くなったりすると分泌量が極端に減ることが判明しています。
また睡眠時に分泌されるのは成長ホルモンだけではなく、脳の発達や情緒安定に作用するホルモンも分泌されます。健やかな身体と心を育てるために、成長期にはしっかりと質の高い睡眠をとることが大切なのです。

 

最後に運動です。運動による刺激は、身長を伸ばす上で大切な骨端線をの働きを活発にします。
身体を大きく使って運動することは、体幹を鍛えることになり良い姿勢を維持することができるようになります。悪い姿勢は身長の伸びだけでなく脳の発達にも悪いと言われていますし、正しい姿勢を身につけることは大切です。
運動をすればエネルギーを消費するので食欲が増し、たくさんの栄養素を採り入れることができるようになりますし、疲労回復のために質の良い睡眠を促すことにも繋がります。

 

これらの3大要素をしっかりと抑えた生活習慣が送れるように、親として成長期の男子に気を配る必要があります。

 

成長期は最初にお話ししたように、身体だけでなく心も成長する時期でもあります。
特に男子は成長期になると、心の内をなかなか打ち明けてくれず親としても対応が難しくなってくると思います。
子供本人も感情を持て余し悩ましい時期です。気になるからといって詮索しすぎたり、干渉しすぎたりせずに、見守ることが大切です。
それがお子さんの、自立とアイデンティティの確立へと繋がるのです。
親として苦しい時期ではありますが、成長期は男子の大切な一過程なのです。

関連ページ

自分の子供の成長期は遅い?まずは一般的な情報を確認しましょう
成長期が遅いというのはどれくらいの年齢からをいうのでしょうか。自分の子供は周りに比べて遅いかも?と感じているお母さんは必見の情報です。肉体的な面からもこれについて紹介します。
成長期に必要な栄養素を紹介|その効果は?どんな食材に含まれる?
成長期に欠かせない栄養素とは一体なんでしょう?どのような食材に豊富に含まれているのかをお伝えすると共に好き嫌いがあってこうした食べ物が摂取できないお子さんでも成長期に欠かせない栄養素を摂る方法についてもお伝えします。